ささブロ

遊戯王が好きな一般人です。

1年かけてカードゲームを作った話~遊ぶ編~

さっきぶりです、sasaemachanです。

 

この記事は、

sasaemachan.hatenablog.com

 

の記事から続く、オリジナルカードゲームを作った話の遊ぶ編になります。

 

記事の全容をしっかり把握したい人は、上の記事から読むことをお勧めします!

 

 あらすじ

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雰囲気の構築は大事!

そんな風に前記事で書いていたと思いますが、あらすじのようなものも作ってあるのでとりあえずここに記します。

 

遥か昔、西方に位置するビリオン大陸の一角。

そこでは4つの国が隣り合いひしめきあっていた。

武に長けた国自然豊かな国信仰深い国商いの国…。

そんな時代に生まれたあなたは

「大富豪」

という大いなる野望を抱きます。

あなたは国を歩き渡り、時に同志を欺き、時に人脈を探り、

勝者の栄冠「グローリアスクラウン」を目指し旅立つのでした・・・

 

・・・というような感じで、「大富豪」という字面だけから妄想創造を膨らませてこんな風になりました(赤面)

 

しかしながら常々思っていました。「大富豪」のどこに大富豪要素があるんだ・・・?と。調べてもしっくりくる理由に辿り着かなかったので、考えてきました()

 

このゲームにおいて「大富豪」となるのはプレイヤー自身であり、手札にあるトランプに記された人物や状況・行動はあなたのコネクションであり、可能な選択肢であるということです。

 

ゲームデザインとしても、点数カードを集めていくという点が物質的な富を表現し、成り上がりという見た目とロールプレイを挟み雰囲気の構築に貢献しているとも言えます。

 

この文章から読み取っていただけるかどうかはわかりませんが、マジック:ザ・ギャザリング等の既存ゲームにおいても「戦場は過去を表し、手札は現在、山札(ライブラリ)は未来を表す」というような雰囲気作りをしていると知っていたので、参考にしながら制作したりしました。

 

グローリアスクラウンの遊び方

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さて、なんやかんやで作られた「グローリアスクラウン」ですが、遊ばなければゲームも本望ではないので、遊び方について解説していこうと思います。

 

・プレイ人数と下準備

このゲームで推奨するプレイ人数は3~5人です。一般的なトランプゲームと同じくらいと思っていただいて構いません。残念ながらボッチだとプレイ不可です。

点数の分配やサポートカードのめくり役として、ゲームマスターを1人決めておくと良いでしょう。

 

そして場の準備も行います。プレイアブルカードの他に、点数カード・サポートカードが存在するので、それぞれめくりやすい&取りやすい位置に並べてください。

 

場の状態を表す「平常・革命カード」平常の面を上に

柄縛りの状態を表す「縛りカード」裏面を向けて置いてください。

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推奨しているサポートカードの置き方の一例です。縛りカードは裏面の色で判断することができます。

 

 

・カードを配る

このゲームのカード枚数は52枚+Joker2枚=54枚のセットとなっています。つまりこれをプレイ人数分で割ると一人の初期手札となるわけです。3人で行う場合18枚で割ることができますが、それ以外だと端数が出て枚数に偏りが出てしまいますね。

そんな場合は、

 

4人の場合13枚×4 あまり2

5人の場合10枚×4 あまり4

 

として、あまりをランダムにカードを確認せず選出してください。これをブラインドカードと言います。

ランダムに選出することで、Jokerの枚数が変化したりしてゲームの把握がより難しくなります。

(この時、ダイヤの3のみはブラインドカードにしないように対象から除外しておいてください。ダイヤの3を所持している人から開始するというルールを妨げないようにするためです)

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・ゲームを開始する

全ての用意が整ったら、ダイヤの3「歩き売りの少女」を持っている人がこのカードを公開しゲームを始めます。(ダイヤの3を初手で使用する必要はありません)

 

基本的なルールは「大富豪」と同じですが、その中でも最も基本的なルールとして

 

・手札を0枚にすると上がり(その時点でそのプレイヤーはゲーム終了)

・それぞれの札は3~15と数字があり、数字が大きくなるほど強く、同じ数字の札なら複数枚同時に出すことができる。

・手札を持っているプレイヤーが最後の一人になった時にゲームを終了し、ゲーム中に獲得できる「点数」が最も多かったプレイヤーが勝利する。

 

という3つのルールがあります。上がるだけでは勝利できないところが最も大きな相違点ですね。

 

この3点を抑えておけばおおむね大丈夫だと思います。次はプレイヤーが自分の手番に行うことができる行動について説明します。

 

 

・札の出し方

最初にカードを出す人には一切の制限がありません。低い数字から攻めても良いですし、いきなり特殊効果を持った札で場をかき乱しても良いでしょう。

 

札を出すと時計回りの順番でターンが進みます。次の人は場に出された札よりも強い札を出さなければならず、複数枚出されている場合は同じ枚数分強い札を出さなければなりません。

しかし、出せる札が無い場合や、戦略的に札を出したくない場合はパスをして次の手番に回すことができます。

 

ただし、最初のプレイヤーと場を流すことによって札を出す権利を得たプレイヤーはパスすることができません。場に何もない場合は札を必ず出すと覚えてください。

 

・点数の獲得

最終的に誰かが出した札に対して誰も札を出さずパスするという状況が起こると思います。そうなった場合「場を流し」場に出ている札を全て捨て札にします。

この時、最後に札を出したプレイヤーに、最後の札に書かれている点数を与えそのプレイヤーから手番を再開します。

 

字面だけではわかりにくいと思うので点数の獲得例を挙げます。

 

 

平常状態でクラブの13「英雄アレクサンダー」で場を流した場合:

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点数は左下・名前の下のコインのアイコンに書かれている点数を参照します。

この場合「Common(=平常)1」と書かれているので、流したプレイヤーには1点が与えられます。

 

 

革命状態で9のスリーカードで場を流した場合

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 全ての数字の点数は柄が違っていても整えられています。

同じく左下を見て、この場合「Revolution(=革命)1」と書かれているので流したプレイヤーには1点が与えられます。

※複数枚で場を流した場合でも、得られる点数は累積しません。

ペア・スリーカード等は場を流しやすく強力ですが、手札消費が多くなるので所持しているカードから捻出される点数が少なくなるというバランス調整を施しました。

 

 

平常・革命状態でJokerを含んで場を流した場合

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Jokerおよび「8」は常に0点となります。

Jokerは全ての札の代わりとなることのできるワイルドカードなので、一緒に出せばペアにすることができます。

単体で流した場合は当然0点の獲得(点数カードは渡さない)となりますが、複数枚の場合でも同じく、低い点数が優先され獲得点数は0点となります。

 

 

といった具合に、初期手札からいかにして点数を稼ぐかどこでJokerや「15」を利用して場のマウントを取っていくか。色々なことを考えて手札を0枚にしていくというゲームが「グローリアスクラウン」の最大の面白みといえるでしょう。

 

※こういった点数制度の整備によって「階段」という大富豪の有名ローカルルールを採用するのが難しくなったため、基本ルールにおいて「階段」は推奨されていません。

 

・勝敗の決定

最終的に手札を持っているプレイヤーが1人になった時、ゲームが終了します。

さらに上がった順番ごとにボーナス点を与え、最も点数が多かったプレイヤーが勝利となります。

ボーナス点はプレイ人数に応じた点数になっており、4人の場合

1位:4点

2位:3点

3位:2点

4位:1点

 

となり、早く上がれば沢山点数が貰えます。

(5人の場合は1位5点、2位4点~と、プレイ人数に比例していきます)

 

しかし、Jokerや平常状態で「15」などを出して上がる「反則上がり」をしてしまったプレイヤーは、どんな順位で上がっていようとも強制的に最下位となり、ボーナス点は0点になります。

反則上がりが発生する札は全てテキストに明記されているので、それも考慮してプレイしていきましょう。

 

特殊カードの扱いについて

これまで大きな視点からルールを追っていましたが、最後に個々の特殊効果を持ったカードをいくつか紹介していきます。

 

 

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5「伝令の馬使い」

平常2点/革命1点

俗称:5飛ばし

使用制限:必ず使用しなければならない

一般的に「5飛ばし」と呼ばれるこの効果ですが、次の手番の人を飛ばすというシンプルなルールです。場に出した時必ず適用しなければなりません。

ローカルルールにおいて、ペア以上で5を出すと効果が重複したり…なんてこともありますが、このゲームにおいては複数枚出しても効果は重複しません。つまり1人しか飛ばせないようになっています。

これを利用して最下位決定戦のサシ勝負となった時、平常状態ならば手番が自分に返ってくるのでそのまま場が流れて2点を容易に獲得できます。

 

 

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7「秘密の取引き」

平常2点/革命1点

俗称:7渡し

使用制限:使用しなくてもよい

前の記事で力説した「真7渡し」ですが、簡単に言えば次の手番の人と手札交換です。

お互いに「7」を出した枚数分以下で枚数を決め、札を見ず同時に「秘密の取引き」を行いましょう。

この特殊効果は使っても使わなくてもよいとしています。手札に自信があるなら交換は控えられますし、スリーカードで出せば3枚交換と相手の手札をかき回せます。

手札1枚のプレイヤーに「Joker」を渡せば、渡されたプレイヤーは最下位が確定します。

 

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10「苦悩の選択」

平常2点/革命1点

俗称:10捨て

使用制限:使用しなくてもよい

7渡しの次点でクズ札消費に特化していた「10捨て」。出すと手札を1枚捨て札にできます

この特殊効果は複数枚出したとしても重複しません。ペアで出しても捨てられる枚数は1枚です。

しかしながら、平常状態で2点が稼げる最も大きい数字なだけに、スリーカードなどで出すと場を流しやすいでしょう。持ち点数や手札の質と相談して「苦悩の選択」を選びきってください。

特殊効果を使用しなくてもよいとしていますが、使用して上がった場合は反則となるので注意が必要です。

 

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11「ジャック(名称が柄ごとに異なります)」

平常1点/革命2点

俗称:11バック

使用制限:必ず使用しなければならない

この札を出した瞬間、次の手番から場が流れるまでの間「革命」状態に変化します

手札が弱い時に重宝しますが、出すと必ず使わなければいけないのでタイミングは考えた方がよいでしょう。

平常1点の札ですが、自身の特殊効果により革命状態になるので「11」を出してそのまま場が流れると2点獲得することができます。ツーペア以上が強い札の1つですね。

 

 

さいごに

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遊戯王でもなく、ドラフトでもデレステでもない一個人のオリカ制作記をここまで読んでいただいてぼくは感無量です。

少しでも、

「面白そうだな~」

とか

「やってみたいかも!」

と思っていただいたのなら本当に嬉しいです。

この制作をやっていて最も嬉しかった時は、実際に誰かが遊んでいるところを見たり聞いたりしたときです。

 

多少ではありますが、この「グローリアスクラウン」をお譲りすることもできます。

現在pixivの公式マーケット「BOOTH」にて販売中です!!

在庫はそれほど多くないので、欲しいと思った方は是非チェックしてみてください!

booth.pm

 

もし興味をお持ちの方は、ぼくのTwitterアカウントの方にリプライを頂ければ反応できると思います。

twitter.com

遊んでいただいた暁には、感想や意見なんかもいただけるとより嬉しいですし、更なる創作活動への意欲も生み出せると思っています。

 

2部構成と大変長く凡長な記事にはなってしまいましたが、ここまで読んでいただいて本当にありがとうございました。それでは、またの機会にお会いしましょう。