保存版ささドラオラクル
おはこんばんにちは、sasaemachanです。
先日、久しぶりのささドラが開催されて、なんとGWにも開催予定で定員も即日満杯という上々の立ち上がり。(プールの内容はともかく)個人的には良かったなぁと慢心していたのですが、こんな質問などがドラフト中に出されました。
「勅命って新テキですか?」
「4枚目の同名カードピックしていいの?」
ああ…そういえば、ささドラ全体のルールについて記された記事とか一切なかったなと思いまして、これは初心者に分が悪い。そう思って重い腰をあげましたとさ 。
ということで今日は、ささドラ永久保存版、パーフェクトルールブックを記していこうかなと思います。
ささドラとは?
ささドラとは、すごく面白いゲームである(至言)
…まずは遊びそのものについての説明を。
ささドラとは、キューブドラフトささっちスペシャルの略称であり、遊戯王デュエルモンスターズOCGを使って行われるキューブドラフトのことです。
キューブドラフトがわからんという方は、以下の過去記事を参照のこと。
興りは2014年12月、Twitter上にて「キューブドラフト」なるものが存在することを知ったsasaemachanは、テキトーにカードを詰め合わせ束を作ったところ、好評を得たのでシリーズ化。
その後ゲーム性など考慮して発展をつづけ、カードボックス高槻店での深夜調整会を不定期で開催したり、会場を貸し切って計2回のささドラチャンピオンシップが行われた。推奨ハッシュタグは「#ささドラ」としており、過去のデッキレシピなどが閲覧できたりする。
2018年現在、10人1組で行われるドラフトとして関西圏内で狭く深く親しまれている…(?)
という経緯で今に至ります。
こんな話はどうでもいいとして、次の項目は、
ピック前
ピック中
ピック後
対戦中
の項目に分けてルールを記述していきます。
ささドラプレイルール
↑開催前の告知
・ピック前
ドラフトは定員が決まっています。ゆえに、1人でもドタキャンなどで抜けてしまうと開催不可となってしまいます。できるだけ日時に余裕をもって遊びに来てね。
それを踏まえて、早めの告知と、Twitter上での募集によって手軽な参加表明と動向の把握を可能にしています。
そして、キューブドラフトなので中に入っているカードのプール(カードリストみたいなもの)が事前に画像で配布され、どのようなデッキを作るのか事前に考えることができます。
開催場所に全員がそろったらランダムに席順を決め、全員が着座した時点でカードの束(パイルとも言う)を4つ配布し準備が整います。
束(パイル)とは、
ささドラではこのような箱にカードが封入されており、中身は
パワーカード:1枚
モンスターカード:10枚
魔法カード:4枚
罠カード:2枚
EXモンスターカード:3枚
計:20枚
という構成になっており、これを4つピックしていくので取れるカードは80枚となります。どの束にどのようなカードが入っているかは決まっていないので、開けるまでのおたのしみです。
・ピック中
全員が一斉に箱を開け、パイルから欲しいカードを1枚取ります。このカードの選択をピックと言い、ドラフトという名前たる所以でもあります。
1枚ピックした後は、全員が時計回り方向にパイルを渡していき、20枚のカードをピックするまで続けます。
ピックしたカードの枚数の確認ができたら2箱目へと移り、今度は反時計回りに回していきます。その後3箱目、時計回り。4箱目、反時計回りと続き、80枚取りきるとそこからデッキ構築の時間を設けます。ちなみにここまでの流れで1時間は要するでしょう。
プール内のカードはそれぞれ枚数にばらつきがあり、1枚~9枚までさまざまです。遊戯王OCGにおいてデッキに入れられる同名カードは3枚までですが、ささドラではピックするだけなら4枚目以降の同名カードも取ることができるとしています。しかしデッキに投入できるのはもちろん3枚までです。この行為に意義性があるかの判断はプレイヤーにゆだねられています。いろいろ考えてピックしましょう。
ピック中はささドラCSを除いてうるさ過ぎるほどに自由な会話が飛び交うので、場の空気に流されないよう確かなピックを心掛けてください。
・ピック後
ここからはデッキ構築の時間です。なので遊戯王のルール面の話もあります。
デッキは40枚以上60枚以下。エクストラデッキは0~15枚。サイドデッキも0~15枚。
普通じゃないか(怒り)ここらへんはOCGとなんら変わりませんね。
しかし、リミットレギュレーションは適用されません。例えばドクロバットジョーカーなんかも3積みできますし、サンダーボルトも2枚投入して大丈夫です。(ピックできればの話ですが)
前述のとおり、デッキに同名カードは3枚まで。もちろんサイドデッキも含めます。
じゃあ、デッキ構築で余ったカードは?→全部返却してください。返却したカードはこのドラフトではもう使えないので、ワンチャンありそうなカードはサイドデッキに仕込ませておきましょう。
・対戦中
↑第2回ささドラCSのようす
対戦はマッチ形式、試合時間40分で行われます。もちろんETもありますし、EDまでやります。一般的な公認大会・CSと一緒です。
初戦の対戦相手はランダムで決定するので、ピックの時の対面したプレイヤーと当たるわけではありません。
カードのテキストは常に最新のものを適用し、ルールもまた最新のものを適用します。
具体的に述べると、《王宮の勅命》は自壊を選べないし、EXモンスターゾーンも存在するということです。
前述のとおりマッチ形式で行われますゆえ、サイドチェンジができます。
しかしながら即興で作ったデッキをレシピに書き出したり覚えたりするのは難しいので、対戦相手が変わる試合間にもサイドチェンジ可能としています。
サイドカードでデッキをスイッチするプレイヤーはささドラ史上誰一人として居ないので、意欲のある人はやってみてください。楽しそう。
デッキのスイッチとまではいかなくても、次の対戦相手が
「ドラフトはアーティファクトが板なんすよね~」
と発言していたら、メインデッキの《ツインツイスター》を《コズミック・サイクロン》に変更するのもOKです。デッキの内容はばらしてはいけない(戒め)
試合はだいたい3~4試合行われ、優勝者には名誉だけ与えられます。遊びだから仕方ないね。
最後にデッキレシピをTwitterにアップしてくれるととてもありがたいです。後々にブログで紹介したり、ドラフトに興味を持ってくれる人がいるかもしれないですからね。
初心者も安心~ささドラ金言集~
ささドラは4年前に興ったとは前述しましたが、その短めな歴史の中でよく使われる語録が誕生したりしました。
初参加して「???????」とならないように予習しておきましょう。
・王宮守りたっ!王宮守りたっ!
王宮を守りたい時によく使われます。現在ささドラでは《王宮の勅命》《王宮の弾圧》《王宮のお触れ》が存在します。ぜひ守ってください。
・○○引いたし~、アド取ってないやん~
《H-C サウザンド・ブレード》等、サーチしたり墓地に落としたりしたいカードを引いてしまったときに使われます。
・○○守備表示!○○守備表示!
既に相手の手札にあるとされるモンスターを裏守備で場に出すよう催促する時によく使われます。具体例として、サーチされた《H-C サウザンド・ブレード》などが挙げられます。
・うんこ出り
ランダムに墓地を肥やすことのできる効果で、あまりいいカードが落ちなかった時に使われます。具体例として、《ライトロード・ハンター・ライコウ》の破壊後の効果などが挙げられます。
・神の怒り(BGM)
ご存じ遊戯王DMにて、神を召喚したときに流れるあのBGM。《カオスソルジャー -開闢の使者-》など、強大なモンスターを場に出した時にどこからともなく聞こえてきます。演出は大事ですね。
さいごに
本当に狭く深く細々とドラフトをやってきたので、ルールがどうなっているか等々、発信することに関心がありませんでした!申し訳ないです!
最近は新規プレイヤーもまた増えてきたので、もっと楽しくやっていければなと思っています!
今日はこのへんで失礼ます。それでは。