なぜ輪廻天狗は準制限カードなのか
2016/10/01の新制限がリークして幾日...エクストラパックの発売に遊戯王界は暗黒面の宇宙船やガメラの襲来、古代水生生物に燃えていましたが、
何か忘れてませんか?
そう、忘れたくない、忘れちゃいけない、忘れちゃダメなカードがまだあるのです。
君の名は...
輪廻天狗!!
ということで、今回はなぜ輪廻天狗が準制限であり続けるのか探っていきたいと思います。
そもそも輪廻天狗とはなにか
一体輪廻天狗とは何者なのか。知らない人もいるかもしれないので基本情報を。
《輪廻天狗/Reborn Tengu》効果モンスター(準制限カード)
星4/風属性/獣戦士族/攻1700/守 600
このカードがフィールド上から離れた時、 デッキから「輪廻天狗」1体を特殊召喚する。
EXTRA PACK2012で登場した下級モンスター。同名カードを緩い条件でリクルートする強制効果を持っています。
で?っていう
海外先行登場の際は、エクシーズ素材状態からもリクルート可能というルールの差異を突いて活躍したそうですが、今となってはそんなこともなく、往年の同名系強力カードとして名をあげるディアボリックガイですら無制限となっている今なぜ準制限なのか、甚だ疑問である。
さらに言えば、同EXTRAPACKで登場した《魔界発現世行きデスガイド》なんかは、来日してから規制されたものの1度は無制限となっています。そのことを踏まえると、ガイドよりも輪廻天狗は危険なカードであるという解釈もできなくもない。そんなことはねぇ
そんな彼がなぜ帰ってこないのか、気になりませんか?僕は気になります。
なぜ準制限にとどまり続けるのか
ここから本題です。なぜ輪廻天狗は準制限であり続けるのか。2つの説から探っていきましょう。
- その存在をKONAMIに忘れられている
第一に挙げられるのはこの説。身も蓋もない話のように思えますが、長年KONAMIと付き合ってきたプレイヤーならわかってくれるはず。
今回の制限改訂でも、思い出したかのように《光の護封壁》を緩和していましたね。
そうなんです。制限改訂なんて大抵こんなもんで、よほど環境に影響を及ぼしたカード以外の考察や緩和は二の次のように感じられるんです。(二の次というよりそもそも考慮してないような気も...)
ましてや微妙な位置づけの準制限カード、環境にも顔を出さないが判断の対象にもされない哀れなカードとなっているのではという仮説が立てられます。
- 知られていないだけで実は凶悪な使い方が存在する
2つ目の説はこれ。全遊戯王プレイヤーをもってしても解読できない凶悪強烈コンボが存在するのではないかという説。いやさすがにねーよ
...とも言い切れなく、前例として《霞の谷の神風》というようなカードもありますし、
一概に無いとも言い切れない...かな?
現状、場から離しつつアドが稼げそうな方法が《BF‐精鋭のゼピュロス》や《A・ジェネクス・バードマン》といったバウンス系かシンクロ召喚に限られるので、その方向性を保ちつつ悪さをするような動きはなさそうですが、そういった悪い事に興味のある人はぜひ探してみてください。僕が喜びます。
ぼくのかんがえたりんねてんぐ(むせいげん)のつかいかた
ここまで文を連ねる熱量があることからも伺えますが、僕は輪廻天狗が好きです。
リクルーターで持ってこれない調整された攻撃力。強すぎず弱すぎない。獣戦士なのでサーチが効く...昨今のカードデザインにモノ申すような美しいカードだと思います。
だからこそフルパワーで使ってあげたい...世の中は無情だ。
ということで、輪廻天狗(無制限)ならできるワンショットキルをご紹介してシメにしたいと思います。
用意するもの
《SR ベイゴマックス》+《レッド・リゾネーター》or《リゾネーターコール》+
《輪廻天狗》or《炎舞‐テンキ》の3枚
・ベイゴマを特殊しタケトンボーグをサーチ、リゾネーターから天狗を特殊し、タケトンボーグも特殊。
リゾネーター天狗ベイゴマでシンクロ、トリシューラを特殊。効果で3枚除外し、輪廻天狗リクルート。
タケトンボーグ効果発動、赤目のダイスを特殊し、天狗とシンクロ、チャンバライダー。そして天狗リクルート。
トリシュチャンバラ天狗の総攻撃=2700+2200+2400+1700(1800)で総ダメージ9000(9100) 成金を1回使っても殺せるね☆
うん、弱い
この記事を見て、恵まれない輪廻天狗に少しでも興味を抱いてくれたら幸いです。
それでは。